
この記事のまとめ
ネントレをするのは子のため親のため
早く寝かせることで自由時間確保
完璧を求めることはせず柔軟対応で心にゆとりが生まれる
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ネントレはやるべき?やらないべき?
娘が生後2ヶ月の頃からネントレをはじめ、精神的な負担が大きく減ったことをきっかけに当ブログの運営を開始しました。
ネントレを1年半継続してみえてきたメリット・デメリットをまとめます。
赤ちゃんの生活リズムを親が管理する「ねんねトレーニング」はやるべきなのか、しなくてもいいのか。
ネントレを知っている人は考えたことがあるのではないでしょうか。
日本の赤ちゃんの生活スタイルは、赤ちゃん主導の「ディマインド・フィード」であることが多く、低月齢のうちから赤ちゃんの生活リズムを管理するなんて可哀想。という意見もあります。
私の意見としては、
「子のためよりも、親のためにネントレは行うべき」と考えます。
公益社団法人 日本小児保健協会が発表している資料に、子供の必要睡眠時間についての図があります。
もちろん、各家庭の生活リズムや家庭内環境によって、書籍どおりのスケジュールや推奨睡眠時間を実施ことができないこともあると思います。
なので、がちがちのネントレをするというよりは、
早寝早起きを心がければ、子供のためにもなるし、親の精神的負担も減る。
程度に思って、ネントレをするのがいいと思います。
私は、複数のネントレ本を参考にしハイブリットネントレを実施しましたが、「赤ちゃんもママもぐっすり眠れる魔法の時間割」を基にしています。
本書籍以外にも参考にしたネントレ本は2か月編の記事にまとめております。
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朝までぐっすり!我が家のねんねトレーニング(生後2ヶ月編)
この記事のまとめ 就寝、起床、昼寝は決まった時間に 効果は3日〜ではじめる 完璧目指さずアバウトで 赤ちゃ ...
ネントレ実施によるメリット
大人の自由時間が確保できる
ネントレを実施するにあたって、最大のメリットは大人の自由時間が手に入ることです。
子どもの就寝時間が遅い、一緒に寝ると子どもの相手をする時間はどうしても長くなってしまいます。
子どもの相手をすると常に緊張状態が続きますから、親の疲労感が強く残り、ストレス発散もできず翌朝を迎えてしまうこともあると思います。
早く寝かしつける習慣ができてしまえば、夜はフリータイムです。
私はこのように趣味のイラストやブログに当てる時間が確保できますし、主人は娘が寝た後、ゴルフの打ちっぱなしに出かけるなど、それぞれが1人の時間を持ちリフレッシュすることができています。
早寝早起きが定着する
ネントレを実施していると、寝る時間と起床時間がいつも同じになります。
19時半には寝かしつけをするため、起床時間は6時~7時。
平日は仕事に行くので起こす必要もなく助かるのですが、休日も6時起こされることも多々あります。
ゆっくりしたい…という気持ちがあるものの、「早起きは三文の得」というくらいですから朝の時間を有効に活用することができています。
また、大人の自由時間は子供が寝静まったらと決めているので、朝から寝かしつけをするまでは一緒に遊び、夜のフリータイムを満喫しています。
朝早く起きるからこそ、夜早く寝る習慣ができるのだと考えます。
抱っこによる寝かしつけがいらない
ネントレ本の多くは抱っこによる寝かしつけをNGとしています。
参考にした書籍「赤ちゃんもママもぐっすり眠れる魔法の時間割」には抱っこによる寝かしつけに対するミッドワイフの話があります。
「今は軽くてかわいいその子も、10ヶ月になり、1歳になればどんどん重くなるのよ?10kgだって超えるのよ?それでも毎日、毎晩抱っこするの?そうなったらあなたどうするの?その子が寝るまでずっと?2歳になっても3歳になってもその習慣は続くかもしれないわよ?」
この話をよんで、これは低月齢の頃から気を引き締めて寝かしつけをしなければならない。と気づきました。
抱っこ=寝る
という式にならないようベットで寝かすことに注力した結果、寝かしつけに対する体力的負担は大幅に少なかったです。
それでも日常の抱っこで腱鞘炎になったり腰を痛めたりと体の不調は出てきましたから、抱っこせずに寝かしつけができる環境は大いに助かりました。
夜起きる事が少ない
ネントレの目的は、赤ちゃんの生活リズムを整えることです。
夜通し眠るようになるには、日中の過ごし方がとても大切なので、本能的に求めるリズムに合わせた生活を親がサポートしていきます。
もちろん、子の個性によってネントレをしなくてもしっかり寝る子もいれば、どんなにスケジュールを守ってもなかなか寝ない子もいます。
しかし、ネントレ本に書かれているスケジュールに従い、上手にいくと育児への自信も芽生え、継続してネントレをやっていくことができました。
ネントレのスケジュールに従い、夜起きる回数が減ってくると自分もぐっすり寝れるようになり精神的、肉体的負担が大幅に減りました。
赤ちゃん主導のいつ起きるのかいつ寝るのかわからないという状況では、こちらもゆっくり休めず疲労とストレスで辛かったと思います。
決まった時間に寝るようになる
ネントレは月齢によって昼寝時間が決まっているため、その子供が快適に起きて寝れるよう研究されています。
毎日19時半には寝かすから、21時からドラマを見て、ネットサーフィンして、絵を描いて・・・と子供を寝かした後のスケジュールもいろいろ計画ができました。
私は特に求めませんでしたが、育休中に資格を取りたい。など目標がある人は是非ネントレをやるべきだと思っています。
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ネントレ実施によるデメリット
予定通りのスケジュールでないとぐずる
ネントレは起床、お昼寝、就寝の時間が決まっているので、子連れの外出や旅行になるとリズムが狂いやすくなります。
スケジュール通り動けない場合、寝るべき時間に寝れず機嫌が悪くなることも多く、スケジュール管理がデメリットになることもあります。
最終的には、寝る時間をいつもと変えないよう昼寝時間を早めたり、短めにとったりして調整してぐずらないよう気を付ける必要がありました。

と思ってしまうことも…良かれと思って始めたネントレで行動が縛られるのは本意ではありません。
多少のズレも気にしない。と多少緩い気持ちがあった方がいいでしょう。
保育園入園後の睡眠時間に不満がでる
1歳を過ぎてお昼寝が1度だけになると、昼食をとる前にお昼寝をすることが推奨されています。
昼食後にお昼寝をすると、満腹感から長時間寝てしまうことが多いためです。
この頃のお昼寝時間は1時間程度で充分とされていますが、保育園に預けると昼食後のお昼寝は、本人が起きるまで寝かし続ける。ことが当たり前ということです。
親がスケジュールを管理できる場合は、そういった子ども主導のスケジュールにならないよう調整できますが、保育園に預けてしまうとコントロールができなくなってしまいます。
長い時にはお昼寝3時間以上取っていた日もあり、ここまで長時間昼寝をしてしまったらいつものように早い時間に寝かしつけすることは不可能です。結果、夜更かしになる日もでてきました。
ネントレスケジュール通り動いていたご家庭にとっては、保育園での過ごし方に不満がでることもあります。
低月齢ネントレが楽にできる魔法のアイテム
私は低月齢のネントレを実施するにあたり、下記のアイテムを駆使して自由時間を確保してきました。
第二子にもこれらを使用し、引き続きネントレに挑戦したいと思います。
ホワイトノイズ
ネントレスケジュールの参考
おくるみ
ネントレ実施のまとめ
ネントレを1年半実施してきて、改めて子供の起床時間・睡眠時間を管理することは大切だと実感しました。
第二子出産を控え、2人同時にネントレを継続できるか不安ではありますが、娘の就寝時間は生後間もない頃と大して変わっていませんので、きっと一緒に寝かしつけができると考えています。
ネントレを検討されている方は、是非ゆるくはじめてみてはいかがでしょうか。
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