
この記事のまとめ
母乳マッサージで初乳が出た
マッサージ後の授乳指導が丁寧で助かる
食事療法などの指示は自己判断で
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産後5日間全く母乳がでませんでした。
分泌液すらでず、胸も張らず、つねっても揉んでも全く出ず、産院では母乳が出ない焦りと不安で精神的にとても参ってしまいました。
ネットで母乳マッサージの動画を調べ見よう見まねでやっても、母乳が出ると言うハーブティーを試しても無駄。

随分ゆっくりしたおっぱいだね、お乳がでなくても子供に吸わせ続けてね
と言われたので咥えさせるも乳が出ないので娘はギャン泣き、乳首拒否具合が倍増しました。
乳が出なくても乳首を咥えさせ、お互い限界になったらミルクを与える。といった感じの入院生活でした。
子供が美味しそうにミルクを飲む姿を見て、自分は哺乳類失格、母親失格と自分を責め、個室の病院で大泣きしていました。

初乳だけでも初乳だけでも飲ませなさい!
と言ってくる母乳信者の実母。

と余計落ち込むばかりでした。
そんな姿を見た母は、桶谷母乳育児相談室に行くよう提案してきました。
出産して5日目、退院したその足で桶谷母乳育児相談室へ。
生後5日の新生児の娘をいきなり外へ連れ出すことはとても怖かったですが、とにかく母乳が出ないことで精神的に参っていたので向かいました。
結果、桶谷の母乳マッサージ1回で初乳が吹き出るほどでたのです。
今までなんの反応も無かった自分の胸から母乳が出た瞬間、涙が出るほど感激しました。
もし、桶谷に行っていなかったらいつ初乳が出たかわからなかったでしょう。
Contents
桶谷母乳育児相談室とは。
母乳育児に関することならなんでも相談できる母乳外来です。直接おっぱいを飲む時と同じ口の動きが再現できる母乳相談室や母乳実感も桶谷が監修しています。
母乳がでない、母乳がですぎる、断乳したい、おっぱいが痛いなど個々の悩みに添って対応してくれます。
初診料:¥5,400
再 診:¥3,780
「母乳育児はお金かからない。」なんて言われがちですが、そんなことなかったです。
初期は週に2回、卒乳するまでの間も月1回のメンテナンスは通っていたので財布がすっからかんになりました。
しかし、通っていたおかげで完全母乳育児、乳腺炎や乳首が切れるといったトラブルはほとんどなく卒乳することができました。
そういった点から、桶谷母乳外来にはとても感謝していますし、次の子が生まれても通いたいと思っています。
桶谷母乳育児相談室外来の流れ(東京早稲田研修センターの場合)
初診の場合、問診表の記入
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ヒアリング
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子供の体重測定
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研修生の施術 5分
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先生の施術20分前後
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研修生の授乳指導 授乳してる間ずっと
毎回1時間くらいかかっています。
実習生がいるのは早稲田の研修センターです。その他、独立して桶谷の看板を掲げているところは先生1名の場合が多いので上記のような流れはありません。
桶谷母乳外来の内容
1人の研修生が担当として毎回のヒアリング、施術、授乳指導をしてくれます。(早稲田研修センターの場合)
研修生といってもプロの助産師さんなので相談に真摯に向き合ってくださりとても助かっています。
研修生の施術は5分くらいで、その脇に先生が立ち研修生が母乳マッサージの実習をします。
その後、先生が施術をしてくれるのですが、桶谷は比較的痛みの少ない母乳外来だそうで、痛気持ちいい感じです。
20分程度の施術で溜まった乳を出してくれるのでおっぱいプルンプルンになります 。
先生の施術によって両乳から母乳が噴き出すんですが、あれは真似できませんね。
どういう施術なのかタオルで隠されているので何回も通ってますが見たことないです。とても気になります。
ちなみに先生は毎回指名で予約できます。予約サイトがあるので先生の空き時間を調べ予約を完了させます。(予約サイト)
私は担当の研修生にも見てもらいたいので、研修生の実習日と先生の空き時間を調べて予約をしています。
実習生がいるのは早稲田の研修センターです。その他、独立して桶谷の看板を掲げているところは先生1名の場合が多いので研修生の施術はありません。
桶谷母乳外来の授乳指導
施術が終わると研修生が授乳指導をしてくれます。(早稲田の研修センターの場合)
乳首を深く咥えさせるやり方、フットボール抱き、横抱きの仕方などなど。
文章でやり方は知っていたけど実際にできるかは別問題でマンツーマンで指導をしていただけたことはとても有り難かったです。
そのおかげか、乳首が切れる、乳腺炎になるといったおっぱいトラブルはありませんでした。
同じ月齢のママさんの近況をツイッターで見ると

乳首が切れて痛い…授乳が辛い

甘噛みするから乳首が伸びきってしまった…
などなどのおっぱいトラブルを目にしました。
この点、私は桶谷から授乳の仕方を丁寧に教わったため、トラブルなく母乳育児をすることができました。
おっぱいが出ない・・・母乳×スポイトミルク授乳
産後一ヶ月は週2回くらい通いつめ、母乳マッサージをしてもらい母乳量は徐々に増えていきました。
母乳を出すためには吸ってもらわなければいけないけど、そんなに母乳がでない。
その時受けた指導は乳首を咥えさせながらスポイトでミルクを同時に口に入れて飲ませるという方法でした。そのやり方を受けた時目からウロコでした。
母乳を飲ませて足りない量は哺乳瓶で飲ませるやり方が多いと思いますが、ミルクを飲む時も一緒に乳首を吸ってくれるので刺激量が増え母乳増加の手助けをしてくれました。
この方法を3週間くらい続けた結果、母乳量は増え続け母乳育児を成功することができました。
正直、ここまで母乳育児が辛く苦しいものだとは思いませんでした。母乳は勝手に出て必要量出てくると思っていた自分をぶん殴りたくなります。
その他桶谷の指導
母乳マッサージ、授乳方法の他にも食事療法について指導を受けることがあります。
- 白米をたくさん食べる
- ごぼうや芋などの根野菜をたくさん食べる
- 乳製品を控える
- 油物を控える
- 脂の多い肉は控える などなど
私は妊娠糖尿病を患ってから糖質制限食をずっと続けており、白米・根野菜は糖質の塊でありタブー食です。
逆に糖質制限食が推奨しているのは、乳製品・肉・卵なので桶谷が控えるよう指導している食品です。
どっちの食事療法をとるか悩みましたが糖質制限食を引き続き実施しています。
しかし、母乳の出が悪くなったり、詰まったりしたことはないです。
個人差はあると思いますが、私は桶谷が推奨している食事はしたがっていません。
桶谷のマッサージはとても効果がありましたが、食事療法など従えない部分もあります。
自分の体調と相談しながら桶谷に通い続けようと思います。
桶谷監修の書籍
桶谷式に関する書籍がいくつか出版されています。
興味のある方は読んでみてはいかがでしょうか。
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