
この記事のまとめ
性教育は3~10歳のうちにおこなう
性に関する質問は嫌な顔をせずしっかり答える
水着ゾーンは他人に見せない触れさせない場所と教える
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Contents
書評「お母さん! 学校では防犯もSEXも避妊も教えてくれませんよ!」

お母さん! 学校では防犯もSEXも避妊も教えてくれませんよ! [ のじまなみ ]
衝撃的なタイトルであるため、内容がとても気になる一冊でした。親ならいつか子どもに質問されるであろう


こんな嘘をついてはいけません!正しい知識をしっかり伝えることが大切ですよ!
大切な子どもを守るために、子どもには性の知識、危険から回避する正しい知識を身に付ける必要がるある!という内容が詰まった一冊です。
子どものいるご家庭は読むべき1冊です。
性教育を始めるタイミングは?
性教育を始めるタイミングは、3~10歳の間に行うと良いと書かれています。

と驚いてしまいましたが、最近の子どもは1歳児でもスマホを扱いyoutube動画を見る時代です。
卑猥な言葉を音声入力で簡単に検索できてしまうため、性に関する情報が簡単に見れてしまうのです。
ネット情報は間違った情報だったり古い情報だったりと必ずしも正しい知識が身につくとは限りません。
そういった危険な環境で間違った知識を身に付けさせないための正しい教育が必要となってきます。
そもそも、子どもが性に関する質問をするのは何歳頃からなのでしょうか。
そして、3歳から5歳までに、80%の子どもが”命のスタート”に関する質問、つまり「赤ちゃんはどうやってできるか?」というストレートな質問を親にしてくるとも言われています。
自分自身が5歳までに親にこういった質問をした記憶はないのですが、初めて親に聞いた時はさぞ驚いたことでしょう…。
子どもが性に関心を持ち質問をしても、親が突き放した対応をすることで「性の話はタブー」という溝を作ってしまい、子どもが間違った知識をネットから身に付けてしまう。というリスクが出てくるようです。
とはいえ、性教育は思春期でもいいのでは?
と思ってしまいますが、思春期は友達と過ごしたり、部活に明け暮れたりして親とゆっくり話す時間がなくなってきます。また少しずつ親を”うざい”と感じ始めるものこの時期です。
そのため、コミュニケーションをたくさんとる3~10歳の頃に話し合っておくと良いということです。
[体験談]中学生の時、親に質問した時の対応
私が中学生の頃、早い子は初体験を済ませていたり、彼氏の話が出ていたりと異性に対する話題が多くでるようになっていました。
その際に出てくるそっち系の単語が私には分からず、親に質問したことがあります。


…!!!
その時の母の驚く顔、戸惑う表情は今でも忘れられません。
何の意味を指す言葉か当時は分かりませんでしたが、聞いてはいけない質問だったということだけは分かりました。
これ以降、怪しい質問を親にすることは二度となく友達同士の会話や雑誌などで勉強したものです・・・
性の質問にどう答える?
「なぜ赤ちゃんはできるのか?」という質問には、はぐらかさずに答えます。


初めてこの質問をされたときはびっくりしてしまいそうですが、
まずは「いい質問だね」と話を受け入れる体制を整える魔法の言葉を最初に言います。
そして、なぜその質問をしたのか。がわかれば子どもの求める答えを話すことができるかもしれません。
子どもの性に関する質問がきても、親が戸惑った表情をしてはいけないそうです。
子どもが聞いてはいけない質問だと察知するとそれに関する質問を親にすることはなくなり、間違った知識をインターネットで身に付けるかもしれません。
そのため、性に関する質問は多少間違ったとしてもはぐらかさずに答えることが重要なのです。
水着ゾーンを子どもに教えることで性被害の防犯
「体にはプライベートな大切な場所がある」ことを子どもに伝える際、わかりやすい「水着ゾーン」という言葉を使って教えます。
水着ゾーンの定義
- 他人に見せても触れさせてもいけない、自分だけの大事な場所
- 「口」と「水着を着て隠れる場所」を指す
- 男の子も女の子も、口、胸、性器、おしり
自分だけの大切な場所である水着ゾーンを無理やり見せたり、触らせようとしたりする人は危険な人。
また、水着ゾーンは他人にとっても大切な場所。
女の子のスカートめくりや、パンツを脱がす、女性保育士さんの胸を触るといったいたずらは、やってはいけないことだと教えることができます。
この水着ゾーンの解説にもっとも適した場所は「お風呂」だということです。
お風呂は裸になりますし、子どもと落ち着いて話せる環境でもあります。
3歳になったら、水着ゾーンについて話し合う環境を作ってみましょう。
まとめ

お母さん! 学校では防犯もSEXも避妊も教えてくれませんよ! [ のじまなみ ]
私が性教育について学んだ環境は、中学校の授業でした。
当時はネットも今ほど活用されていませんでしたし、たいした知識を持っていませんでした。
しかし、今は1歳でもYoutubeを見たりスマホを扱える環境になって自分の経験した環境とは随分違います。
自分の子どもが性犯罪の被害者・加害者にならないためには、早い時期から親が正しく教育し知識を身に付ける必要があることが分かりました。
子どもから性に関する質問がきたらドキッとしてしまいそうですが、正しい知識を一緒に学んでいこうと思います。
お子さんがいるご家庭は是非読んで性教育についてお子さんと一緒に考えてみてはいかがでしょうか。
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