
この記事のまとめ
5歳までに図鑑を読む習慣付けで「好奇心旺盛」な子に
0~3歳で図鑑・絵本・音楽に触れる
5~8歳でピアノ・8~10歳で英語を習うのがオススメ
Contents
何歳から何の習い事をはじめたらいいの?
この悩みは、親なら誰でも持つものですが世の中情報が多すぎてどれが本当か分からない。
この本は、脳医学を基に「○歳で○○を始めると脳の成長とマッチしているので効率がいい」と明言していて、納得する内容だったのでまとめます。

と思いネットで検索をかけても、幼児教育会社の広告が、
「早期教育が大事!今すぐ○○をしましょう!」
という情報が乱立しています。
また、あれこれ習わせて家計や子どもの負担になってはお互い辛いだけです。
この書籍のタイトルにもある「賢い子」とは=勉強のできる子ではありません。
「好奇心」を持つことで、自然に「学力」はついてくる。
幼い頃の「好奇心の有無」で生涯を通した「脳の健康」も変わってくる可能性がある。
と述べられています。
本書では、「好奇心」を養うためには○歳に○○をするといい。という内容がまとめられています。
好奇心を養うアイテムは「図鑑」
本書の大テーマは「好奇心旺盛」な子にするために、
5歳までに図鑑を読む生活習慣をつける。というものです。
図鑑を読むことで好奇心が芽生える流れは、
- 図鑑から「バーチャルな知識」を取り込む
- 現実世界の「リアルな知識」を取り込む
- 「バーチャルな知識」と「リアルな知識」が結びつく
- 「知ること」に喜びや楽しさを感じ、好奇心が芽生える
具体的な話にすると
- 動物図鑑(魚図鑑)を一緒に読む
- 動物園(水族館)へ行き本物の生き物を見る
- 「図鑑で見た動物(魚)」と「リアルな動物(魚)」が結びつく
- 「知ること」に喜びや楽しさを感じ、好奇心が芽生える
ということだそうです。
確かに、自分が知っている動物や魚がいるとテンションがあがる気持ちわかります。
こういった経験を早めにすることで子どもに良い刺激が与えられるのではれば、随分楽な方法だと感じました。
図鑑といえば、小学館NEOでしょうか。
早速、我が家でも動物図鑑と魚図鑑を購入し少しずつ読んでいるところです。
対象年齢3歳からとありましたが、娘は好きな動物を見ると

と声を出して指差し反応しているので3歳未満の子どもに図鑑を見せても問題ないですし、とても興味を持っているようです。
0歳~からはじめる幼児教育
図鑑を読む
絵本を読む
音楽鑑賞をする
音楽を聞かせることも、0歳からできることのひとつです。クラシック音楽をBGMとして流しておくなど、さりげない形で音楽を日常に取り入れ、赤ちゃんの耳の力を伸ばしてあげましょう。音感の下地になりますし、将来的に楽器を習わせる際の準備にもなります。
我が家の絵本読み聞かせ
絵本読み聞かせの重要性は分かりつつも…

ということで、我が家はこどもちゃれんじを習うことにしました。
毎月届く絵本は、様々な仕掛けが施されています。
共働きでなかなか書店へ行くこともできない家庭にとっては、勝手に絵本おもちゃといった教材が届くことは非常にありがたく、届いたおもちゃで一緒に遊べるのでとても活用しています。
我が家の音楽
クラシックを流すといっても、スマホで流すと自分が触れなくなるし、クラシックCDも持っていない、PCでyoutubeへ接続するのも面倒。
我が家では、amazon echo spot経由で、

でクラシックを3秒で流すことができます。
3~5歳からはじめる幼児教育
楽器に触れる
運動をする
楽器意外でも、3~5歳くらいでフィギュアスケートやバレエ、卓球といった細かい体の動きをともなう運動を始めると、効率よくその能力を獲得できるものです。
著者がオススメする楽器
本書で、3~5歳で習うオススメの楽器はピアノであるとかかれています。
ピアノを習うメリットとして、
左右の手で別の音を弾くことで「脳梁」が発達する
考えながら手を使うので「錐体路」が発達する
ピアノ教室の数が多いので始めるハードルが低い
が挙げられます。
私も幼少期にピアノを習っており、子供には是非弾けるようになってほしいと思っていたので3歳になったら私も一緒に習いたいと思っているところです。
8~10歳からはじめる幼児教育
語学勉強を始める
ところで、英語に関しては、「超早期教育」ということを聞きます。たしかに、超早期教育を受けた子供の多くは英会話ができるようになるそうです。しかし、成長を長い目で見たときに、その「超早期教育」の意味がどれほどあるのかということは、まだわかっていません。かけたお金や時間の分の効果があるかどうかは、はっきりしていないのです。それどころか、言語能力のネットワークがまだ不完全な脳に、半ば強制的に英語を学ばせるということは、子供に余計なストレスをかけてしまう可能性があります。
0歳から始める英語教材などをよく目にしていたものの、幼児教育本を複数読んでいると超早期英語教育に対して否定的見解を述べる専門家が多い印象です。
しかし具体的に8~10歳が脳の発達的に最適である。といったように明言されている本は少ないので大変参考になりました。
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「いつから何を習わせるか」まとめ
いろいろな幼児教育本を読んできましたが、脳医学の観点から述べられている本は非常に説得力のある内容でした。
これら述べられている方法を実際に実行できるかは、わかりませんが知識として知っているだけでも子育てに役立つと思います。
「好奇心の種をまく」こと、そして子供の伸びやすい時期を見つけて「背中を押してあげる」ことです。
本書でも述べられているとおり、子供の可能性を少しでも伸ばしてあげたい。と思う親は多いと思います。
こういった書籍から子育ての方針を決めるのもオススメです。
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